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パスワード管理
(パスワードの作り方、パスワードの保管方法)


インターネットを利用すると、アカウント(ID)の登録が必要になることが多々あります。アカウントの登録とは、利用するための領域を確保することです。そのために付ける領域の名前をアカウントとかIDと呼びます。その領域を他人に侵入されないためにかける鍵がパスワードです。

すでに利用している方も、まだ必要になったことなどない方もおられるかと思います。コンピューターを利用する社会では避けて通ることはできません。

アカウントは自分の名前など覚えやすいもので良いでしょう。他人に知られたとしても問題ではありません。したがって決めることもさほど難しくはありません。ただ、既に使用されている文字列は使用することはできません。
難しいのは、パスワードを決めることです。決めるだけでなく、人に知られないように、しかも忘れないようにしておかなければなりません。どのように作成し、どのように管理したら良いでしょうか?

<ありがちなパスワードは避ける>
①例えば、「123456」など単純な数字や文字の羅列など
②IDと同じ文字列
③ユーザーの個人情報(生年月日、電話番号など)
④人名・地名など固有名詞
⑤辞書にある言葉

<自分のルールで作る>
(1)「パスワードの元」となる文字列を作る。
    例えば、「時は金なり」⇒「tokihakanenari」
(2)子音だけまたは一文字おきに抽出
         tkhknnr(小文字のみ)
         TkhKnnr(大文字と小文字を組み合わせてみる)
(3)記号や数字を入れる(誕生日など、例えば3月6日)
         T0k3h0\K6nnr

<強度をチェックする>
パスワードチェッカーを使ってみましょう。
下のサイトで決めたパスワードを入力してみてください。
https://www.microsoft.com/japan/protect/yourself/password/checker.mspx

<管理の仕方>
一番お勧めなのが、強度の高いパスワードを一つ覚えておく。
二つ三つと決めると覚えて置くことが難しくなったり、ど忘れすることにもなりかねません。
どうしても自信がないなら人に見られない手帳にメモしておきましょう。
でも正直にそのまま記録するのではなく、順番や前後を入れ替えてみましょう。
   T0k3h0\K6nnr ⇒ \K6nnrT0k3h0

パスワードの必要なサービスには 重要度の高いもの(オンラインバンキングなど)と、それほど高くないもの(メールマガジンなど)があります。
パスワードが破られてもさほど影響はないサービスもあるでしょうが、やはり成り済まして不当に使われるのは、避けたいものです。いい加減なパスワードは使わないに越したことはありません。

ご自分で強度の高いパスワードを作ってみてください。


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