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やまびこ6月号をお届けします。

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箕面教室 北村由利子 講師からのひとこと

6月と言えば梅雨…「雨の詩」3 編をお届けします

 いつも、「講師の一言」を読んでいただいて、ありがとうございます。
経験も少なく、知識の乏しい私は、毎回何を書こうかと四苦八苦。
「一言はなんでもいいのよ」という言葉に甘えて、今回は少し趣を変えてみました。
 実は、本来の私は夢見る夢子で少女趣味
             (歳は聞かないでくださいね(^_^;))。
 時々、詩などを書いています。
花や風、雨などの題材が多いのですが、6月と言えば梅雨。
そこで、以前に作った雨の詩3編を「講師の一言」に代えさせて頂きます。
と〜〜っても恥ずかしいのですが(^^ゞ

『望み…』
ひそやかに、音もなく降る雨
大地を優しく、潤していく

私は、そんなふうに
人を愛したい
私は、そんなふうに
愛されたい

雨あがりに、見上げる空
穏やかに、雲が流れていく

少しずつ形を変え、消えていった
私は、そんなふうに
悲しみを忘れたい

『ぽつりぽつり…』
雨降る冷たい1日は
あなたのくれた言葉
1つ1つを思い返していくの

少しずつ心が温かくなる
雨音が、ぽつりぽつりと言う度に 
胸に、ぽつりぽつりと沁みてくる

『夕立の中で…』
傘をさしているのに
髪まで濡れてしまった

ふっと、胸の前で腕を交差させ
祈りながら、昨日の幸せを抱きしめていた
「どうか流れ去ってしまわないように」と・・

髪のしずくに、切なさを滲ませ
雨は、あっという間に行ってしまった

遠く西の空の茜色
明日への予感
「どうか幸せつづきますように・・」




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