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やまびこ 2015年5月号 をお届けします。

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よく使われる用語を紹介しますITキーワードの紹介

1. エクスプローラー
2. USBハブ
3. 3Dプリンター


エクスプローラー

エクスプローラーとは、Windowsが内蔵しているファイルやフォルダを管理するツールのことです。

Windows95以降で登場したツールで、コンピュータが内蔵するハードディスクやDVDドライブ、リムーバブルディスクドライブなどが一覧表示され、ファイルやフォルダの作成や削除、移動、コピーなどを行うことができます。ファイルやフォルダなどはアイコンで表示され、見やすく扱いやすいようになっています。


ディスクの内容をツリー状に表示したり、ファイル名やサイズ、最終更新日などを手がかりにファイルを検索したりする機能もあります。削除したファイルを一時的に取っておく領域「ゴミ箱」や、コンピュータの設定項目がアイコンで一覧表示される「コントロールパネル」なども、他のディスク装置などと統合されて表示されています。

また、最近では、LANでつながった近隣のコンピュータのディスク内容を管理したり、FTPやHTTPなどを使って遠隔地のコンピュータのディスクにアクセスしたりする機能も統合されています。
 
Windows7ではタスクバーに配置され、
Windows8や8.1ではタスクバーにピン止めされています。
 (「配置」も「ピン止め」も同じです。)


USBハブ

パソコン本体の1つのUSBポートに複数のUSB機器を装着するための分岐装置。パソコン本体のUSBポートに接続するケーブルと4つ程度のUSBポートを備えた構造になっています。

給電方式の違いによって3種類に分けられます。
(1)パソコン本体からUSBケーブルで給電するバスパワー
  
低電力供給タイプなので、接続できる機器はマウス、テンキー、USBメモリなどが適しています。

(2)ACアダプタなどでコンセントから電源を取るセルフパワー、
  
大きい電力を供給できるので、プリンター、スキャナー、外付けハードディスク、携帯充電機器などへの接続が適しています。

(3)電池やバッテリーパックを電源とするバッテリーパワーなどの種類があります。
   
いざという時の携帯電話などへの充電

大容量のデータを転送する場合は、十分な電力を供給できる「セルフパワーハブ」を使用することが良いと言えます。


3Dプリンター

3Dプリンターの造形育成の種類と特徴

3Dプリンターは、非常に薄い断面を一層ずつ積み重ねて立体を作っていきます。
その断面を作る方式には、さまざまな種類があり、造形方式によって、使用する材料や表面の仕上がり、強度などが異なります。

光造形方式(STL法)        
現在でも多くの製造業で使われている方式
表面がなめらかでフィギュアなど`高精細な造形が可能

  
 1980年代に世界で最初に実用化された方式です。紫外線を照射すると硬化する液状樹脂(光硬化性樹脂)を利用して積層していきます。液状の樹脂のプールの表面に紫外線レーザーを照射し、光が当たったところのみが固まります。一層分の造形が終わると造形テーブルが一層分下がり、その上の層を造形します。非常に細かい形状の造形が可能で、表面の仕上がりもなめらかです。歴史は古く、数百万〜数千万円クラスの業務用3Dプリンターが主流で、製造業などで多く使われています。実際の製品を作る前に試作して形状を確認したり、製品の型を作成するために利用されたりしています。


インクジェット方式
最近、産業用で主流の3Dプリンターの方式
微細で1なめらかな形状の造形が可能

 インクジェットのヘッドが動きながら、光硬化性の樹脂を造形テーブルに吹き付け、そこにUVレーザーを当てて硬化させます。一層造形すると造形テーブルが下がり、その上に次の層を作ります。サポート用材料とモデル用材料を別々にすることができるのが特徴で、最近では、マルチカラーで出力できるものも登場しています。


粉末石膏積層方式
色つきで出力できるのが最大の特徴
ペットなどのフィギュアに向く

 石膏粉末で造形テーブルに層をつくり、その表面に水滴状の接着剤(「バインダ」と呼ばれる結合剤)を吹き付けて固めます。石膏なので割れやすく、仕上がり表面が粗いという欠点がある一方で、モデリングソフトで着色した色を石膏に着色して造形できるメリットがあります。出力後に接着剤と同等の材料で含浸(がんしん)させることで強度が増し、光沢が出ます。


粉末焼結積層方式
主に工場で利用される方式
材料にはチタンなどの金属も使用できる

 粉末状の材料がバットのような入れ物に入っており、その表面にレーザーを照射します。光が当たったところだ
けが、焼結(しょうけつ)して固まります。
一層焼結させたら、その次の層を、というように層を積み重ねて造形していきます。この方式では樹脂だけでなく、金属粉末を使うことで、金属の部品なども作ることができ、また、耐久性に優れているのが特徴です。


熱溶解積層方式
業務用からパーソナルユースまで
幅広巣採用され、手軽で扱いやすいのが特徴

 熱で溶かした糸状の樹脂(フィラメント)を積み重ねて断面を作って造形します。
この方式では造形物の表面に積層の縞模様が見える欠点があるものの、材料や機械の扱いやすさなど、手軽さでは他の方式と比較すると群を抜いています。3Dプリンターブームを牽引するパーソナル3Dプリンターも、ほとんどこの方式を採用しています。


下のビデオは、パソコンきらく館の「熱溶解積層方式」の3Dプリンターです。





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