酷暑が続く日本の夏、外を歩くだけで汗だくになってしまう悩みは尽きません。「着るエアコン」として話題を集めてきたソニーのレオンポケットシリーズから、ついに最上位モデルの「REON POCKET PRO Plus」が登場しました。これまでのモデルよりも冷やす力が格段に上がり、長時間の外出でも頼りになるスペックを誇ります。
本記事では、2026年4月に発売されたREON POCKET PRO Plusの価格やスペック、旧モデルとの違いをまとめました。通勤や外回り、あるいはキャンプやゴルフといったレジャーで、どれほど快適に過ごせるようになるのか。自分にぴったりのモデルなのかを確認するための情報を整理してお届けします。
SONY REON POCKET PRO Plusの発売日と気になる価格

「そろそろ新しい冷却グッズを新調したいけれど、最新モデルはいつ出るの?」と待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。特にレオンポケットは、例年夏本番になると品薄になることが多いため、早めに情報を掴んでおくことが大切です。高性能なデバイスだからこそ、自分のお財布事情と相談しながら納得して購入したいところですよね。
2026年4月21日発売!価格は2万7,500円から
ソニーの最新モデル「REON POCKET PRO Plus」は、2026年4月21日に発売されました。本体のみの単体モデルの価格は、税込みで27,500円前後となっています。これまでのシリーズと比較すると価格設定は少し高めですが、冷却パワーが大幅に強化されたハイエンド仕様であることを考えると、その価値は十分にあります。
数千円で買えるネックファンや保冷剤タイプのものと比べると、初期費用はかかります。しかし、スマホで温度を細かく調整できたり、冬はカイロとして使えたりと、一年を通して活躍する点を考えれば、長く使える賢い買い物になります。特に、仕事中に汗をかきたくないビジネスパーソンにとっては、頼もしい投資先と言えるでしょう。
選べる2つのラインアップ:単体モデルとセンシングキット
今回のREON POCKET PRO Plusでは、用途に合わせて2つの販売形態が用意されています。一つは本体とネックバンドがセットになった「単体モデル」、もう一つは周囲の温度や湿度を計測するデバイスがセットになった「センシングキット」です。
- 単体モデル(RNPK-P1P):約27,500円。すでにセンサーを持っている人や、スマホ操作で十分な人向け。
- センシングキット(RNPK-P1PT):約29,700円。専用センサー「REON POCKET TAG 2」が同梱。
初めてレオンポケットを購入するなら、センシングキットがおすすめです。同梱のTAG 2をカバンや衣服に付けておけば、外の暑さに合わせて本体が自動で冷却レベルを調整してくれます。自分でこまめにスマホを操作する手間が省けるため、より自然な使い心地になります。
進化した「PRO Plus」の主要スペックと注目ポイント
「これまでのモデルと何が違うの?」と疑問に思う方もいるはずです。今回のPRO Plusは、名前の通りプロ仕様の冷却能力を目指して設計されています。特に暑い日でも冷たさを維持し続ける工夫が凝らされており、一度使うと手放せなくなるような進化を遂げています。
冷却面積とパワーが2倍に!「DUALサーモモジュール」の実力
REON POCKET PRO Plusの最大の進化点は、熱を逃がすための「サーモモジュール」を2枚搭載したことです。これにより、肌に触れる冷却面の面積がこれまでの約2倍になりました。面積が広がったことで、より効率的に体の熱を吸い上げることができ、一段上の冷たさを感じられます。
広い範囲を冷やせるようになると、体感温度の下がり方が変わります。これまでは「ピンポイントで冷たい」という感覚でしたが、PRO Plusでは「背中全体がスッと涼しい」という感覚に近くなっています。炎天下での外回りや、熱気がこもる電車内でも、首元からしっかりとクールダウンを助けてくれます。
最大34時間のスタミナ!長時間利用も安心のバッテリー性能
バッテリーの持ちが良くなったことも、PRO Plusの大きな強みです。一番弱いレベル1での使用なら、最大で約34時間も使い続けることができます。朝の通勤から帰宅まで、さらには夜の散歩まで充電を気にせず使えるのは、忙しい毎日の中で大きな安心材料になります。
| 冷却レベル | 連続使用時間の目安 |
| レベル1 | 約34時間 |
|---|---|
| レベル3 | 約12時間 |
| レベル5 | 約5.5時間 |
| レベル5+(最大) | 約3時間 |
一番強力な「レベル5+」でも約3時間は持つため、もっとも暑いお昼時の移動だけフルパワーで使う、といった使い方も可能です。重量は約194gと少し重くなりましたが、その分だけ長く冷やし続けられる体力を手に入れたと言えます。
静音性が50%向上。オフィスでも気にならない動作音
ウェアラブルデバイスで気になるのが、ファンの回転音ですよね。静かなオフィスや会議中に「ウィーン」という音が鳴り響くのは避けたいものです。PRO Plusでは、大型のファンを採用しながらも回転のさせ方を工夫することで、動作音を旧モデルから約50%もカットしています。
音が静かになったことで、より幅広いシーンで使いやすくなりました。シャツの下に装着していても、周りの人に気づかれる心配がほとんどありません。オンライン会議中や、図書館のような静かな場所でも、自分だけが涼しさを独り占めできる快適さを味わえます。
何が変わった?旧モデル「REON POCKET 5」や他社製品との比較
新しいモデルが出ると、「安い型落ちモデルで十分なのでは?」と悩むのが普通です。また、最近では1万円以下で買える似たような冷却グッズも増えています。ここでは、前モデルのREON POCKET 5や他社の人気製品と、今回のPRO Plusがどう違うのかを整理しました。
前モデル「REON POCKET 5」とのスペック比較表
まずは、2024年に発売された人気モデル「REON POCKET 5」との違いを表で確認してみましょう。一見すると似ていますが、中身の性能は大きく変わっています。
| 比較項目 | REON POCKET 5 | REON POCKET PRO Plus |
| 冷却モジュール | 1枚 | 2枚(DUAL) |
|---|---|---|
| 本体重量 | 約116g | 約194g |
| 動作音 | 標準 | 約50%低減(より静か) |
| 冷却面積 | 1.0 | 約2.0倍 |
| 最大駆動時間 | 約17時間(Lv.1) | 約34時間(Lv.1) |
軽さを重視するなら旧モデルのREON POCKET 5も魅力的ですが、真夏の命を守るような暑さ対策としては、冷却パワーが2倍になったPRO Plusに軍配が上がります。一度この強力な冷たさを知ってしまうと、これまでのモデルには戻れなくなるかもしれません。
ネックバンドの保持力向上と新設計のエアフローパーツ
本体が重くなった分、装着感にも改良が加えられています。付属のネックバンドは、首に当たる部分のフィット感がアップしており、194gという重さを感じにくい設計になっています。歩いていてもズレにくいため、移動中も安定して冷感を得られます。
また、襟元からの排熱を逃がすための「エアフローパーツ」も新しくなりました。ショートとロングの2種類が付属しており、着ている服の襟の高さに合わせて付け替えが可能です。これにより、排熱が背中にこもって逆に暑くなる、といった失敗を防ぐことができます。
ライバル機「TORRAS COOLIFY」シリーズとの違い
他社の冷却デバイスとして有名なのが、TORRASの「COOLIFY」シリーズです。こちらは首全体を冷やすペルチェ素子に加えて、風を送るファン機能が強力なのが特徴です。一方で、見た目がヘッドホンのように大きく、ビジネススーツに合わせるには少し目立ちすぎるという面もあります。
対するREON POCKET PRO Plusは、背中の中心を冷やす構造で、シャツの下に隠してしまえば外からはほとんど見えません。仕事でスーツやジャケットを着る必要がある人にとって、見た目を損なわずに使えるのはソニーならではの大きなメリットです。
REON POCKET PRO Plusを使うメリット・デメリット
どんなに優れた製品でも、完璧というわけではありません。自分の生活スタイルに合うかどうかを決めるには、良い点と悪い点の両方を知っておく必要があります。ここでは、実際に使う場面を想像しながら、PRO Plusの長所と短所を包み隠さずお伝えします。
メリット:スーツでも目立たず「冷感慣れ」を防ぐ自動調整
最大のメリットは、やはり「ビジネスシーンでの使いやすさ」です。本体が薄く、付属の専用ネックバンドを使えばシャツの襟元に隠れるため、周りの目を気にせず涼むことができます。また、ソニー独自の「SMART COOL MODE」が非常に優秀です。
- 同じ温度で冷やし続けると肌が慣れて冷たさを感じにくくなる
- センサーが常に温度を測り、強弱をつけて「冷たさ」を維持する
- スマホを触らなくても、建物に入れば自動で弱まり、外に出れば強まる
この自動調整のおかげで、常に「あ、冷たくて気持ちいい」という感覚が続きます。一度設定してしまえば、あとは洗濯物を干すときや駅まで歩くとき、勝手に最適な冷たさにしてくれるのが本当に便利です。
デメリット:高性能ゆえの「重量感」と「価格」の高さ
一方で、気になるのが「重さ」です。PRO Plusは約194gあり、これは最近の大きめなスマートフォン1台分くらいの重さです。短時間の外出なら気になりませんが、一日中首にかけていると、人によっては肩こりや首の疲れを感じるかもしれません。
また、2万7,500円という価格も、冷却グッズとしては高価な部類に入ります。「とりあえず冷えれば何でもいい」という方には、少しハードルが高いかもしれません。ただ、毎年買い替えるような安価な製品とは違い、ソニーの確かな品質とサポートがある点は、安心感に繋がります。
ソニーのサーモテクノロジーと「冬も使える」温熱機能
レオンポケットは夏のイメージが強いですが、実は冬にも大活躍するデバイスです。冷やすだけでなく「温める」こともできるため、一台持っておけば一年中出番があります。ソニーが長年培ってきた温度制御の技術が、この小さなボディに凝縮されているのです。
夏冬兼用!スマホ1台で冷温切り替えができる利便性
PRO Plusには「WARM MODE(温熱モード)」が搭載されています。冬の寒い時期、コートの下で首元を温めることで、全身の血流を良くして寒さを和らげてくれます。スマホのアプリからワンタッチで切り替えられるため、季節の変わり目など、朝は寒くて昼は暑いような日でも柔軟に対応できます。
使い捨てカイロのようにゴミが出ることもなく、温度が上がりすぎて低温やけどをする心配も少ないため、環境にも肌にも優しいのが特徴です。一年中使える「自分専用の温度調整機」として考えれば、価格以上の価値を感じられるはずです。
センサーデバイス「REON POCKET TAG 2」との連携で真価を発揮

センシングキットに付属する「REON POCKET TAG 2」を併用すると、さらに賢くなります。このタグは、服の表面温度や周囲の湿度をリアルタイムで計測し、本体へデータを送ります。たとえば、直射日光が当たる場所に移動した瞬間、それを検知して冷却を強めてくれるのです。
タグ自体もクリップ式で使いやすく、胸ポケットやカバンのストラップに付けておくだけでOKです。本体とタグが連携することで、自分だけが最適な環境に包まれているような、パーソナルな空調体験が完成します。
REON POCKET PRO Plusがおすすめな人・合わない人
これまでの情報を踏まえて、この製品を買って満足できるのはどんな人なのかをまとめました。自分の用途に合っているか、改めてチェックしてみてください。
外回りが多い営業職や、通勤時の汗を抑えたいビジネスマン
特におすすめしたいのは、仕事で外に出る機会が多い方です。
- スーツやジャケットを着用する機会が多い
- 目的地に着いたとき、汗だくで商談に臨みたくない
- 満員電車の熱気が苦手で、少しでも快適に過ごしたい
- 目立つ冷却グッズは避けたい
こうした悩みを持つ方にとって、REON POCKET PRO Plusは救世主のような存在になります。音が静かなので、移動中だけでなくオフィス内でのデスクワークでも違和感なく使い続けられます。
重さが気になる人や、安価な冷却グッズを求める人には不向き
逆に、以下のような方にはあまり向いていないかもしれません。
- 首回りの重さに敏感で、少しでも軽いほうがいい
- 1万円以内で手軽に暑さ対策を済ませたい
- 夏の数日間しか使う予定がない
- スマホの操作やアプリの設定が面倒だと感じる
重さが心配な方は、あえて旧モデルのREON POCKET 5を選ぶか、店頭で実際の重さを確認してみるのが良いでしょう。また、とにかく風を浴びたいという方には、首掛け扇風機のような別の選択肢の方が満足度が高い場合もあります。
REON POCKET PRO Plusに関するよくある質問(FAQ)
最後に、購入を検討している方がよく抱く疑問についてお答えします。実際に使うシーンをイメージする参考にしてください。
まとめ:REON POCKET PRO Plusは酷暑を乗り切るための賢い投資
REON POCKET PRO Plusは、冷却面積が2倍になり、静音性やバッテリー持ちも大幅に進化したレオンポケットシリーズの最高傑作です。27,500円という価格は安くありませんが、夏の通勤や外回りのストレスを劇的に減らしてくれることを考えれば、自分への投資として非常に価値のある一台と言えます。
シャツの下に隠せるスマートなデザインと、ソニーならではの精密な温度制御。これがあれば、どんなに暑い日でも涼しい顔で過ごせるはずです。今年の夏は、進化した「着るエアコン」を味方につけて、快適な毎日を手に入れてみてください。

