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やまびこ 2016年3月号 をお届けします。

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歴史に興味をお持ちの方は多いと思います。
反対に、年代を覚える歴史の授業に嫌気がさし関心の薄い方もおられることでしょうが、
歴史には、多くの逸話が盛り込まれ、多くの教訓を残してくれています。
過去を探ることは面白く、有意義で人生の指針となり、知れば知るほど、過去や歴史に登場する人々の意気や気概を味わえます。
3つの逸話をご紹介します。

真田家の家紋「六文銭」意味は?

今年から始まった大河ドラマ「真田丸」で注目されているのが、徳川家康を恐れさせた大名・真田家。
その軍旗に描かれていた家紋が「六文銭」です。
この家紋は、「真田家の先祖と言われる海野幸広が源平合戦で討ち死にした時に生まれた」という説があります。
六文銭は、「三途の川の渡し銭」として、死者の棺桶に入れられるもので、これを家紋にすることには、「我々は、先祖のように、どんな死をも恐れない」という決死の覚悟が込められています。
「六文銭」の旗を見た敵軍が、恐怖のあまり散り散りになったという逸話もあります。



感動の演説「I have a dream」

黒人差別のために戦ったマーティン・ルーサー・キング牧師の演説。
世界で最も最も有名で感動的な演説の一つに数えられています。

「I have a dream(私には夢がある)」の出だしで始まり、
「100年前、ある偉大な米国民が、奴隷解放宣言に署名した。このきわめて重大な布告は、容赦のない不正義の炎に焼かれていた何百万もの黒人奴隷たちに、大きな希望の公明として訪れた。」

「100年を経た今日、黒人は依然として自由ではない。100年を経た今日、黒人の生活は、依然として人種隔離の手かせと人種差別の鎖によって縛られている。」

「私には夢がある。
それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちと奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。」

この演説は、過去・現在・未来を構成しています。過去から現在の続く憎しみを捨て、未来の明るい希望に変えようと訴える言葉には、感動があります。



三杯のお茶

豊臣秀吉が、鷹狩の途中休憩のためにある寺を訪れ、茶を要望しました。
少年が大きな茶碗に温めの茶を持ってきました。
秀吉は、一気に飲み干すと、もう一杯要望しました。
二杯目は、中くらいの碗にやや熱めでした。
秀吉は、さらにもう一杯要望しました。
三杯目は、高価な茶碗にしっかり熱いわずかな茶が給されました。
秀吉は、変化する求めを見抜いて対応したこの少年の気配りに感心して、長浜城に連れて帰りました。
この少年が、後の石田三成で、関ヶ原の戦いで西軍のトップとなる若き日の姿でした。





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