やまびこ　2015年正月号 をお届けします。

期待と希望をのせて、始まった『６年５２億キロの旅』




12月3日（水）13時22分4秒、種子島宇宙センターから小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したＨ２Ａロケット26号機が打ち上がりました。


初代はやぶさが幾多の苦難を乗り越え、世界で初めて小惑星の物質を持ち帰って４年余り。全国から集まったファンの歓声に包まれて薄雲を貫いていくＨ２Ａロケットに乗り、６年間に及ぶ宇宙の大航海に出発しました。


以下は、「はやぶさ２」特別サイトより引用です

＜「はやぶさ２」の使命＞
小惑星探査機「はやぶさ２」は、「はやぶさ」の後継機です。その目的は、Ｃ型の小惑星「1999 JU3」を探査し、サンプルを持ち帰ることです。

Ｃ型小惑星には、その構成物質に有機物や水が含まれていると考えられています。地球誕生の謎に加えて、海の水の起源や生命の原材料となった有機物の起源を探る、それが「はやぶさ２」が目指していることなのです。

多くの“世界初”に挑戦したミッションが「はやぶさ」ですが、「はやぶさ２」では、「はやぶさ」の経験を活かして小惑星探査技術をより確実なものにすることを目指します。それと同時に、人工クレーターの生成、深宇宙での高速通信、新規の観測装置など、新しい技術にも挑戦します。

「はやぶさ２」は、２０１４年度に打ち上げられ、小惑星到着が２０１８年。そして２０２０年末に地球に帰還する予定です。



初代「はやぶさ」同様、希望と期待をのせて飛び立ちました。
途中幾多の困難が待ち受けているでしょうが、遠大な時空の旅から無事に戻ってきてください。




一瞬の感動

昨年11月9日に行われた第一回「福岡マラソン2014」の中継内で、1日限定で放映された「ニビシ醤油」のＣＭがネットなどで話題となりました。

ニビシ醤油は、古賀市に本社を置く食品の製造販売メーカーで、醤油や味噌、ダシ、つゆなど、県内のスーパーなどで商品を頻繁にみかける馴染みの企業だそうです。

ドイツにサッカー留学して半年の息子。世界の壁、自分の無力さを感じはじめた頃。それでも、自分のために生活を切りつめ、留学費用を捻出してくれている母に弱音なんか吐けない。



好きなことに打ち込む大切さ
壁や無力さを乗り越えて長上を目指す大切さ
努力を支えてくれる人がいることを知る大切さ

一度だけ、あっと言う間に終わったＣＭだから余計に心に残るのでしょうね。