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「パソコン情報」今月の テーマ

1. プリンターの接続法
2. USBメモリーの選びかた

プリンターの接続法

WEBページや写真を印刷したい。
家にある複数のパソコンでプリンターを共有したい。
パソコンだけでなくスマホ・タブレットから印刷したい。
など、プリンターの利用の仕方も多様になってきました。

プリンターの接続には、USB接続、無線LANによるワイヤレス接続など、いくつか種類がある中でどれが良いのでしょうか?

今回はプリンターを接続する【5つの方法】と便利アイテムをご紹介します。

1.USBケーブルで接続

簡単・確実・安心の3拍子そろった方法

USBケーブルのケーブルでパソコンとプリンターを1:1の関係で直接つなぐ、最もスタンダードな方法です。

プリンターのドライバーソフトをパソコンにインストールして、USBケーブルを接続すればすぐに使えます。

【メリット】
・接続・設定が最も簡単。
・突然の接続不良などのトラブルが少ない。
・サイズの大きなデータ(高解像度の画像など)の印刷も速い。

【デメリット】
・プリンターの設置場所がケーブルの届く範囲に限られる。(最大5mまで)
・接続しているパソコンでしか印刷できない
・スマホ・タブレットから印刷できない。


2.無線LANで接続

ケーブル不要。ワイヤレスプリント。

無線LAN対応パソコン・スマホ・タブレットからの印刷なら、これがベスト!
有線LAN接続におけるLANケーブルの部分をワイヤレス化したものです。

【無線LAN接続の特長】
・電波の届く範囲であれば、どこからでも印刷できます。
・ケーブル不要。プリンターの設置場所を自由に選べます。
・スマホやタブレットでも印刷できます。

・USB接続に比べ、設定に必要な手順が多い。
・有線に比べて通信速度が劣る。印刷されるまで時間がかかります。


また、ひとくちに無線LAN接続と言っても、通信方法が2種類あります。
この違いを次に紹介します。

 (1)インフラストラクチャーモード

通常「無線LANによるプリンターの接続」というと、こちらを指します。

無線LANルーター(アクセスポイントとも呼ばれます)を介して、ネットワークを通じてプリンターにアクセス。

そのルーターが構成するネットワークに接続している機器から印刷できます。

【メリット】
・複数のパソコン、スマホ、タブレットでプリンターを共有できる。

【デメリット】
・無線LANルーターに接続するためのID(SSID)とパスワード入力が必要。
(ただし、ボタンを押すだけで自動設定できる「AOSS」や「WPS」機能にルーターとプリンターが対応していれば入力を省略できます。)


 (2)アドホックモード

無線LANルーターが不要。
ネットワークを経由せず、無線LAN機能でプリンターに直接データを送信。
「アクセスポイントモード」とも呼ばれる方法です。


【メリット】
・無線LANルーターが不要。
・有線LANのみの環境でも使えます。

【デメリット】
・OSの仕様上、Windows 8では利用できない場合があります。
・手動での設定が必要。しかも手順が多い。
・接続中はインターネット接続が切断されます。


3.有線LANで接続

複数のパソコンでプリンターを共有!

USBケーブルの代わりにLANケーブルを使ってルーターへ接続。
同じネットワークに接続している複数のパソコンで1台のプリンターを共有できます。

また、USBケーブルより長距離の接続が可能というメリットもあります。

【メリット】
・接続と設定が比較的容易。
・規格上、最長5mまでと定められているUSBより長距離の配線が可能。
・複数台のパソコンでプリンターを共有できます。

【デメリット】
・プリンターの設置場所がケーブルの届く範囲に限られます。
・スマホやタブレットから印刷できません。


4.Bluetoothで接続


ヘッドセットやキーボードの接続でお馴染み

Bluetoothを使って、プリンターと直接ワイヤレス接続。
無線LANルーターが不要です。

【メリット】
・プリンターから10m以内の範囲でワイヤレス接続できます。
・無線LANルーターが不要。

【デメリット】
・通信速度が遅い。印刷まで少し待つことがあります。
・プリンターにBluetooth機能が非搭載の場合、 専用のBluetoothレシーバー(受信機)の購入が必要。

USBメモリーの選びかた

パソコンのUSBポートに挿すだけで書類や音楽、ビデオ、写真など、あらゆるデータを保存できる、とても便利なUSBメモリー。

半導体にデータを記録するため振動や衝撃に強いうえ、小型・軽量なので容易に持ち運べます。

各種データの保存、バックアップ用途にUSBメモリーを買いたいけれど、種類も値段も様々で、どれを選んだら良いのかわからない!そんな悩みはありませんか?

自分にぴったりのUSBメモリーを選ぶポイントをご紹介します。

1.容量で選ぶ  ~用途に合わせて選ぼう。



大容量化が進み、ギガバイト単位の容量が当たり前となったUSBメモリー。
容量が大きいほど多くのデータを保存できます。

しかし、容量が大きくなるにつれて同時に価格も上がるので、保存したいデータの大きさや予算に合わせて選びましょう。

ひとつのファイルが1MB未満であるようなWordやExcelの書類の保存であれば、容量の小さな4GB~8GBのもので充分に保存できます。

書類よりもファイルサイズの大きな音楽、ビデオ、写真の保存には、32GB~64GB程度の大容量モデルがお勧めです。


2.本体の特徴で選ぶ ~キャップ紛失防止タイプが人気!

【スライドコネクター式】

使う時にコネクターをスライドさせて露出させるタイプ。
キャップの紛失を防げます。




【スイング式】


コネクターをくるっと回転させます。
スライド式と同様にキャップ紛失の心配がありません。









【キャップ式】


コネクターを守るキャップが外れるオーソドックスなタイプ。









【超小型タイプ】

USBポートからの出っ張りが少ない極小サイズ!
常に挿したままでの運用に最適です。






3.USBの規格で選ぶ ~3.0なら10倍速い




主に利用されているUSBの規格には、転送速度が480Mbpsの【USB2.0】と、それに比べて理論値で最大10倍速い【USB3.0】があります。

原則としてコネクターの色で見分けられるようになっており、青いものがUSB3.0、黒やグレーのものがUSB2.0です。


USB3.0なら大きなデータのコピーもあっという間!
データコピーにかかる待ち時間を減らせます。

主な用途が書類の保存であれば小容量で安価なUSB2.0モデル、大きなデータを扱うには高速なUSB3.0対応の大容量モデルを選ぶと良いでしょう。


4.使う機器から選ぶ


3種類のコネクターがあります。

機器によって搭載されているコネクターが異なります。
使う機器に搭載されているコネクターと合うものを選びます。
「USB2.0と3.0のコネクターの形状の違いや互換性は?」やまびこ2013年7月号「パソコン情報」をご覧ください。

【パソコンで使う】
USBメモリーと言ったらコレ。USB Aコネクターのものを選びます。
パソコンの他にも、USB端子付きミニコンポやカーオーディオ等で使えます。


【Androidスマートフォンで使う】
(USBホスト機能対応の機種に限ります)
micro Bコネクターを搭載するUSBメモリーが対応します。


または、通常のUSBメモリーと「USBホストケーブル」を組み合わせます。


【iPhoneとiPadで使う。】
(Lightningコネクター搭載モデルに限ります)
Lightningコネクターを搭載するUSBメモリーを使います。
これがあれば、お気に入りの写真やビデオをたっぷりと持ち運べます。


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